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   テーマ 147 “考える仕事ができない部下”をどう指導するか
     

■「自分で考えて行う仕事ができない」原因を一緒に考える

「決められた通りの仕事や今まで行ったことのある仕事はできるが、
 自分で考えて行う仕事ができない部下がいる」
とのご相談を受けることがあります。

「考えて仕事をすること、改善工夫をすること、
 自分で新しいものを創造していくこと」
が仕事をする上での必須条件です。

部下の方には仕事を行う上で、
「考えて仕事を行うこと」
が必須の条件であることを理解してもらわなければなりません。

「自分で考えて行う仕事ができない」場合の原因としては、
下記のようなことが考えられます。

@仕事の内容が理解できていない。
A仕事に関する基本知識がないため考えることができない。
B仕事はマニュアル通り、教えられた通りに行うもので、
 自分の考えを仕事に反映させるのは
 自分の役割ではないと思っている。
C仕事ができていないことが分かっていない。
Dその他。

部下の方との面談においては、
自分で考えて行うことができない部分の仕事について、

「今の状況」や「行うためにはどうしたらよいと思う」
のか聴いてみて、そのやりとりの中で、
上記の@〜Dの原因を考えます。

原因とその対策を、部下の方と一緒に考え、
一緒に考えた対策を仕事で実践してもらいます。

また、原因によっては、考えて仕事を行うことの
必要性を伝えることや業務上の基本知識の学習を
してもらうことなども必要となります。

仕事の内容が少し変わると、また自分で考えて行う部分の
仕事ができないという状況になることがあります。

この場合も、「今の状況」や「行うためにはどうしたらよいと思う」
のかを聴く面談を繰り返し行い、原因を突き止めていきます。

■マニュアルは、作成までの経緯を説明する

また、部下の方に対して、

「マニュアルや手順書を示して、
 いくら教えても実際に行わせてみるとできない、応用がきかない」

との相談を上司の方から受けることもあります。

今あるマニュアルや手順書は、
過去のいろいろな失敗や工夫の積み重ねでできあがったもので、

その内容は、効率のよい仕事の方法や
最終的なノウハウが記載されたものと思います。

最終的に確立された仕事の手順やマニュアルだけを教えても、
そこに行きつくために失敗したこと、

工夫したこと、考えたことなどを教えて上げないと
その仕事の全体像や本質的なことが分からず、

実際に仕事を行ってみると、
マニュアルや手順書に記載されている

ちょっとした要件の違いなどで、
仕事ができないということになってしまう場合があります。

このため、部下の方に仕事を教える際には、

「なぜこのような手順やマニュアルになったのか」、
「この仕事の本質は何なのか」など、

何を伝えなければならないのかということを、
よく考えた上で教えることも必要です。

こうすると、部下の方は、マニュアルや手順書を見ながら
自分は何を考えて仕事をするとよいのかが分かるようになります。

このように「自分で考えて行う仕事ができない」部下に対しては、
会話の中で、いろいろと原因を突き止めるとともに、

「考えて仕事をする」ということが仕事をする上で
絶対的に必要なことを伝えることが重要です。

■「考えて仕事をする」ことの本来の意味を教える

「考えて仕事をする」ことができない部下は成長ができません。

「考えて仕事をする」ことの本来の意味を理解し、
実践するようになると部下は大きく成長します。

「仕事は、社員一人ひとりが考えて自らつくるもの」、
「仕事は、常に挑戦するもの」、
「目標を持った小さな改善の積み重ねが顧客をつくり、売上をつくる」

これが部下に教えるべき仕事に対する基本的考え方です。

部下の方には、考えて仕事をすること、
自分で新しいものを創造していくことが

仕事をする上での必須の条件であること、
そのためには日頃の学習も重要であることを、

時間がかかっても面談の中で粘り強く伝えることが必要です。